「いつもより体がほてる」や「肩周辺がこわばっている」といった症状は、更年期かもしれません。
この記事では、更年期の症状について説明します。
▼更年期とは
閉経前後の5年間のことを更年期と言います。
50歳前後で閉経を迎える方が多く、45歳頃から更年期が始まると言われています。
▼更年期の症状
更年期には様々な症状がみられます。
更年期の症状を6つのグループに分けて紹介していきます。
①精神神経系の症状
・
頭痛・めまい
・不眠
・不安感
・イライラ感
・うつ
脳が異常なホルモン分泌を促すことで、視床下部の機能に支障を来たし、精神神経症状が引き起こされます。
精神症状でのセルフケアとして、リラクゼーションが有効であるという報告があります。
②血管運動神経系の症状
・ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ)
・動機
・息切れ
・寝汗
・発汗
・むくみ
エストロゲンの減少で自律神経が乱れ、血管の収縮や拡張コントロールが乱れることにより上記のような症状が引き起こされます。
通気性の良い服を選んだり、リラックスできる空間で過ごしたりしましょう。
③皮膚・分泌系の症状
・のどの渇き
・ドライアイ
更年期によるエストロゲンの減少は、粘膜の乾燥を引き起こします。
水分を多くとったり、目薬をさしたりして対処しましょう。
④消化器系の症状
・吐き気
・下痢、便秘
・胃もたれ
・胸やけ
自律神経が乱れ、交感神経が活動を続けてしまうことによって、胃腸の
不調が起こります。
規則正しい生活で自律神経を整えましょう。
⑤運動器官系の症状
・
肩こり、
腰痛、背中の痛み
・関節痛
・しびれ
・手指の痛み、変形
エストロゲンの減少は、軟骨や筋肉の衰えや関節内の水分減少を引き起こします。
血行を良くするため、マッサージやストレッチを行いましょう。
⑥泌尿器・生殖器系の症状
・月経異常
・尿失禁
・性交痛
女性ホルモンの低下により引き起こされる代表的な症状です。
症状がひどい場合は、婦人科で検査を受けましょう。
▼まとめ
更年期により様々な症状が引き起こされますが、うまくつきあっていく必要があります。
当サロンではひとり一人に合わせた施術で、心も身体もリラックスできます。
更年期による諸症状を、リラクゼーションでほぐしましょう。